共働き夫婦の家計予算負担割合について
こんにちは、ジブです。
共働き夫婦はどちらもお金を稼いでいるがゆえに、それぞれの給料からいくらを生活費に充てるべきなのか迷ってしまいますよね。配分を間違えてしまっては夫婦喧嘩に発展してしまいます。そんなつまらないことで仲違いにならないよう、我が家の実践法を交えて効果的な方法を紹介していきたいと思います。
前回の記事では毎月の予算項目の設定方法について説明していきました。
今回は具体的に夫と妻がいくら負担すべきなのか、負担額設定時の注意点について詳しく説明します。
前回の記事はこちら↓
共働き夫婦それぞれの毎月負担金額はいくらにすれば良いか?
1 家計予算の支出科目・予算金額の具体例
我が家では下記表の通り支出科目・予算金額の設定をしています。
※投資資金はボーナスから捻出(毎月の家計予算とは別に設定)
我が家は家計簿アプリZaim(家計簿アプリ Zaim:簡単・無料でできるお金の管理
)の無料会員が設定できる支出項目をベースにして予算を設定しました。
初めて予算金額を設定する時は何を基準にしていいかわからないと思います。私たちが同棲して間もない時には「20代夫婦 家計予算」などと検索し、いくつかのサイトを参考にして仮の金額を設定しました。
どのみち今後定期的に予算の見直しを行っていく必要があります。最初は私たちの金額を丸パクリしても構わないので、まずは仮の予算を作りましょう。
2 お互いの手取り給料金額によって負担割合を調整する
家計予算を作成し毎月支出する金額が確定したら、夫婦それぞれの個人口座からいくらを家計予算として徴収していくか決めていきましょう。
我が家の負担割合は「夫:妻=5.5:4.5」にしました。上記23.5万円が毎月支出する金額なので、夫が約13万円・妻が約10.5万円を毎月負担します。
それぞれの個人口座から夫婦共通口座へ毎月自動振替しています。そして、その残額が自分のお小遣いとなります。
この負担割合はそれぞれの手取り給与額・お互いの毎月使いたい金額などを考慮して決めました。完全に平等な金額にすると不公平さが生じます。夫婦でよく話し合った上で金額を決定しましょう。
3 お小遣いの金額はそれぞれの事情を最大限考慮して決めよう
お小遣いは、それぞれの手取り給与から毎月負担額を差し引いた残額です。
我が家の場合、
夫:手取り約18万円(家賃補助28,000円除く)
妻:手取り約17万円
のため、毎月のお小遣いは下記の通りです。
夫:約5万円
妻:約6.5万円
お小遣いの金額に関しても夫婦の金額を完全に揃える必要はないです。それぞれの事情に応じて金額は変えるべきです。
我が家の場合、
夫:独身時代の貯金がある程度貯まっていた。趣味はラーメン・ゲーム。
日常的にお金をあまり使うタイプではない。
妻:独身時代の貯金もあるが、旅行・カフェ巡り・カメラと趣味が多彩。
友人が多くよく外に出かけるタイプ。お金はある程度必要。
妻の趣味・友人との交流は本人の生きがいになっています。お小遣いが少ないことでそれらができなくなってしまうのはかわいそうです。
また、それによってストレスを溜められたら円滑な家計運営にも影響が出てしまいます。したがって、お小遣いの金額の差は多少目をつぶっても良いと判断しました。
そして、お小遣いを設定したら相手が何に使おうと口を挟んではいけません。これは夫婦の仲を保つ上でとても重要なことです。
4 可能な限り全ての支出を家計予算から支払うようにしよう
家計予算を作成する上で気をつけるべきことは、なるべく全ての支出を家計簿アプリで可視化できるようにすることです。
つまり、個人負担の支出を極力減らし、家計予算から全ての支出を行うよう設定すべきです。
洋服・化粧品・小物・美容院のカラー代など、一般的に女性側が多く支払う傾向にある支出についても家計のお金から支出するようにします。これらのお金を妻のお小遣いから負担させるのはあまりオススメしません。
その理由は下記の通りです。
- お小遣いには原則口出しをしないので、毎月の化粧品・衣服代などにどれだけお金を使っているのかわからなくなり、支出の透明性が下がる
- 化粧品・衣服代を個人で負担させる代わりに、お小遣いをその分増やさなければならなくなる
お小遣いは自由に使って良いとはいえ、浪費をして良いということではありません。
将来的にお小遣いが少ないから増額してくれと言われた時に、お小遣いが不足している理由は何なのか?浪費しているのではないか?と疑心暗鬼になってしまいます。
また両者のお小遣い金額に差がありすぎると関係が悪化してしまう恐れがあります。
それを防ぐためにも支出の透明性をなるべく確保すべきです。何にお金を使っているのかが分かれば、二人で浪費していないかどうかの議論をすることができます。お互いが納得したお金の使い方ができているか定期的に見直すことが大切です。
お小遣いで支出するお金は「個人旅行、個人の飲み会、個人的な友人へのプレゼント代など明らかに家計と関係のないもの」のみです。
ただし人によっては、気を使わず自分のお金で好きなように洋服・化粧品を買いたいという人もいるかと思います。
その場合は一定金額(例:単価1万円)を超える場合のみ個人のお小遣いで買い、その分家計の負担割合を少し下げるなど柔軟に対応しましょう。ただしあくまでも例外的処置です、やり過ぎは禁物です。
終わりに
今回は毎月の予算負担割合の設定方法について説明していきました。
次の記事では毎月の家計管理・精算作業について詳しく書きたいと思います。本当は今回書こうと思っていましたが、予想以上に長くなってしまいましたので記事を分けさせていただきます...
また次回もよろしくお願いします!