共働き夫婦の家事分担方法について
こんにちは、ジブです。
共働き夫婦家庭にとって家事分担は死活問題です。
家事をしなければ生活はできない、しかし共働きなのでなかなか家事の時間を取れない、一方のパートナーに家事を押し付けすぎたら夫婦仲が険悪になってしまうなど様々な理由で私たちの生活に重くのしかかってきます。
今回は、「我が家の家事分担の考え方」・「実際にやっている家事分担管理術」について説明していきます。家事分担・管理に苦戦している方、またこれから同棲・結婚を控えている方の参考となる記事ですので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、共働き夫婦にとって家事分担と同じぐらい重要なのが家計管理です。
「共働き夫婦の家計管理の考え方」・「家計予算の設定方法」・「実践的な家計管理術」については前回までの記事で紹介しております。こちらも参考になるのでぜひご覧ください。
前回までの記事はこちら↓
1 家事分担の考え方
我が家では家事分担の考え方として以下の3点を挙げています。
(1) なるべく1人に偏らないようにする
(2) 得意分野がある場合は考慮する
(3) 固定枠+フリー枠の構成がオススメ
では、順番に見ていきましょう。
(1)なるべく1人に偏らないようにする
これは当然ですが大事な考え方です。家事は二人の仕事です、女性が家事をすべきという古い考えは捨てましょう。
すべての家事を二人が完全均等になるように振り分けられればベストですが、そんなことはあり得ません。家事の種類によって負担の量も変わりますので。
残業・休日出勤でなかなか率先して家事ができないという時期もあるかもしれません。その場合でもわずかな時間を見つけて家事を行いましょう。それでも無理ならばせめて感謝の気持ちをちゃんと口で伝えることを忘れないようにしましょう。
一方が家事を押し付けられていると感じたらケンカのもとになります。常に自分から率先して家事をやっていこうという姿勢が大切です。
(2)得意分野がある場合は考慮する
得意なことをする方が効率は上がりますよね。家事も同様です。役割分担をする前にお互いの得意不得意を今一度確認しておくことをオススメします!
我が家の場合、妻は料理が得意なので妻が料理の献立作りを、夫はお金や投資に興味があるため家計簿管理を担当しています。
これらの得意分野については、後述する「固定枠」の家事として割り振りを行うと良いです。ただし家事の種類にもよると思いますので、各ご家庭で判断してください。
(3)固定枠+フリー枠の構成がオススメ
家事分担の基本構成は「固定枠+フリー枠」をオススメします。
一部の家事は1人が専任し、残りの家事はその時々でやれる人がやるパターンです。色々と考えましたが、これが一番柔軟性・効率性を兼ね備えています。
以下それぞれの枠について詳細を説明します。
★ 固定枠
原則1人が専任する。分担しない方が効率が良いもの・継続性を重視するものを割り当てます。
我が家の場合、妻が「献立作り」・夫が「家計簿管理」を固定枠として採用しています。どちらも分担をしようとすると余計な作業が生じてしまう作業を割り当てています。
参考までに、我が家の固定枠の作業詳細を下記に示しておきます。
「献立作り」(妻担当)
- 1週間分の献立を作成。献立をTimeTreeの予定に追加していく。
- 献立に必要な食材をTimeTreeの「買い物リスト」チェックボックスリストに追加していく。
我が家の家事管理は「TimeTree」アプリを活用しています。家事管理術については後述(2 家事分担の管理方法)します。
「家計簿管理」(夫担当)
- 家計簿アプリの自動収入・支払記録が正しく反映されているか確認
- 誤りを修正、または情報が足りないものはメモを記入して補足する
我が家の家計簿アプリは「Zaim(家計簿アプリ Zaim:簡単・無料でできるお金の管理)」です。
家計簿アプリの話については下記記事参照
★フリー枠
固定枠と異なり、専任ではなくその時々に応じてやれる人がやるものを割り当てます。
我が家の場合は下記のものが該当します。
- 料理作成(献立作りは妻の専任、作るのは二人が担当)
- 洗濯
- 掃除(掃除機をかける・風呂掃除・トイレ掃除)
- ゴミ捨て
ただし、固定枠の負担割合に応じて負担が少ない方は積極的にフリー枠の家事をやりましょう。また、 風呂掃除やゴミ捨てなど力仕事系は夫が担当してあげるなど柔軟に対応しましょう。
2 家事分担の管理方法
家事分担についてある程度固まってきたら、それらの家事分担を継続的に行うための家事分担管理術を考えていきましょう。
我が家の家事分担管理では「TimeTree」というアプリを活用しています。以下でアプリの概要と活用方法について説明していきます。
2−1 TimeTreeとは?
TimeTreeは、家族で共有できるスケジュール帳アプリです。
リビングの壁掛けカレンダーがスマホの中に入ったようなイメージです。なので、いつでもどこでも家族の予定を確認できるし、急な予定が入ってもその場で簡単に共有できます。
また、カレンダー内に専用チャットがあるので、カレンダーの中でコミュニケーションできることも特徴の一つです。
2−2 TimeTreeの使い方
TimeTreeの使い方は大きく分けて以下の3点です
- 予定を登録して一目でいつ何をするのかわかるようにする
- 料理の献立を載せておく
- メモ機能を活用して夫婦で覚えておくべき内容を記録しておく
では、順番に説明していきます。
★ 予定を登録して一目でお互いがいつ何をするのかわかるようにする
家事分担の基本として、常にお互いのスケジュールを把握しておくことが大切です。
事前にパートナーが家にいない時間が分かれば、その分家事を肩代わりしてやらなければいけないなどの計画を立てることができます。家事の効率性を向上させる上で、スケジュールの共有は大切なことです。
我が家では下記の事項をTimeTreeに共有するようにしています。
- 2人の予定(お出かけ・結婚式の打ち合わせ等2人で行う行事など)
- 個人の出張・残業予定・休日出勤・年休など
- 個人的なお出かけその他用事など
基本的に先に予定を入れた方が優先されます。口頭だけではだめです、大事な予定は必ずTimeTreeで共有をするのが絶対です。
★料理の献立を載せておく
我が家では妻が1週間分の献立を事前に決めています。クックパッド・クラシル等を使ってネットで拾った献立の画像をTimeTreeの予定に貼り付けます。
献立を共有することで、どちらが料理を作るときでも冷蔵庫内の食材を余らせることなく使い切ることができます。1週間分の食材をまとめて買う場合は、食材をちゃんと使い切る工夫をすることも大切です。もったいないし、節約の観点からも良くないですからね。
またTimeTreeに献立を登録することで、いつ何を食べたのかが明確になります。
献立の使い回しが可能になるのも大きなメリットです。献立に迷ったら過去に作った献立をコピペすれば良いですからね。
★メモ機能を活用して夫婦で覚えておくべき内容を記録しておく
TimeTreeにはスケジュール機能の他にもメモを共有して保存しておく機能があります。例えば今後やらなければいけないことをtodoリストにまとめたり、夫婦で共有しておきたい情報を簡単に残しておけます。
終わりに
今回は共働き夫婦の「家事分担の考え方」・「我が家で実際にやっている家事分担管理術」について説明していきました。
各家庭によって必要な家事は異なるので、今回紹介した方法が絶対の正解ではないです。ただ、TimeTreeを使った管理術はどの家庭でも役に立つ内容であったかと思います。
次回以降も共働き夫婦にとって役立つ情報をどんどん発信していきたいと思います。ぜひ次回も楽しみにしていてください!