共働き夫婦の毎月の家計管理・精算作業について
こんにちは、ジブです。
共働き夫婦の毎月の家計予算を設定したはいいものの、どうやってメンテナンスしていいかわからず結局何もせず放置してしまってはいませんか?せっかく予算を決めても、ちゃんと管理できていなければ意味がありません。
そして毎月しっかりと適正な状態にしておくことが重要です!後でまとめてやろうとするとめんどくさくなって続きません。
今回の記事ではそんな方々に向けて、毎月の家計管理・精算作業について詳しく説明します。
ちなみに、前回の記事では具体的に夫と妻がいくら家計予算を負担すべきなのか、負担額設定時の注意点について説明していきました。参考になるのでぜひご覧ください。
前回の記事はこちら↓
1 毎月の給料を夫婦共通口座へ振り替える
1−1 毎月の給料を夫婦共通口座に振替
夫婦の毎月の給料は入金後速やかに夫婦共通口座へ振替を行います。なるべく個人口座に長期間お金が留まらないようにしましょう。家計予算の透明化を意識するためです。
我が家の夫婦共通口座は「住信SBIネット銀行」です。
1つの名義で目的別口座を作成できるから、使用用途によって貯金口座を分けられるので便利です!
我が家は以下の4つの口座を作成し使い分けています。
- 代表口座
- 共同貯金口座
- 大型出費口座
- ハイブリッド預金口座(※SBI証券を開設した場合自動作成される。基本未使用)
これらの口座の使用用途について順番に説明していきます。
なお、夫婦の家計管理には夫婦共通口座の作成を強くオススメしています!
そのことについて説明した記事はこちら↓
・代表口座
初期から設定されている口座で、この口座のみ他行口座からの入金・振込に対応しています。
この口座内のお金からクレカ引落が行われますので、基本的には毎月のクレカ引落額分のみを入れておきます。
ただし、引落不能にならないように余分に10万円ぐらいは入れておくと良いでしょう。
・共同貯金口座
夫婦の現金貯金用口座で、毎月の現金貯金・ボーナスその他臨時収入などを貯めておく口座です。
我が家の場合、毎月3万円の自動入金設定をしています。
基本この口座から現金は引き出しません。臨時出費は次に説明する「大型出費口座」から支出します。
ちなみに、毎月の家計予算の設定方法について知りたい方はこちら↓の記事を参考にしてください。
・大型出費口座
旅行費用、家具・家電、その他大型出費に該当するものを支出する予算を貯めておく口座です。
我が家の場合、毎月2万円の自動入金設定をしています。基本はこの口座から現金は引き出しません。
旅行費用、家具・家電のために支出をする場合、この口座内にあるお金の範囲内で支出できるかどうかをまず検討し、それらのために使用する時のみ現金を引き出せるようルールを設けています。
共同貯金口座内のお金で対応しようとするとどうしても使い過ぎてしまいます。なので臨時出費で使用できる金額をあらかじめ制限しておくことで衝動買いを抑制できます。
・ハイブリッド預金口座
SBI証券口座とリンクしている口座です。我が家では現在特に使用していません。
夫婦の投資は現在楽天証券をメインで使用しており、SBI証券はまだ活用できていません。後々夫婦の投資金額を増額する場合SBI証券でも投資をしたいと考えているので、その際には毎月自動入金を設定するかもしれません。
1−2 毎月の残業代を夫婦共通口座に振替
残業代は全額夫婦共通口座に振り込みます、個人のお小遣いにしてはいけません。
そもそもの話ですが、共働き家庭の場合残業はなるべくしないように心掛けましょう。なぜなら、残業をする分パートナーの家事負担が増えてしまいますので、夫婦喧嘩の要因になってしまうからです。
それに加えて残業代が個人のお小遣いになってしまうと、無駄な残業をしてしまうモチベーションが増えてしまいます。家事をパートナーに押し付けられるし、自分はお小遣いを稼げてしまうから残業をした者勝ちになりますよね。
残業を減らせば、その分夫婦が一緒に居られる時間が増えたり、副業・自己投資の時間に充てることもできます。それに比べれば残業代なんて端金です、もっと大切な時間の使い方を見つけていきましょう。
1−3 ボーナスその他臨時収入の振替
ボーナスは全額夫婦共通口座に入金しましょう。
ボーナスは会社の業績によって金額が変動します。これを個人のお小遣いにしてしまうと、相手がいくらお金をもらったかわからなくなってしまい、お金の透明性が損なわれます。
それにボーナスは全額貯金をするのがベストです。ボーナスが入ったから景気付けに何か買おうという発想は良くありません。家計のお金にすることでお互いの無駄遣いを未然に防ぐことができます。
2 現金支払いの精算
2−1 原則キャッシュレス決済で支払いを行う
・まずはクレジットカードで支払う
家計のお金は原則クレジットカード支払いで行います。クレカ支払いにすることで家計簿アプリと紐づけて管理しやすくなるし、ポイントが付与されてお得になります。
我が家は楽天カードをメインに使用しているため、対応している店によっては楽天payを使用しています。
キャッシュレス決済には様々なポイント還元キャンペーンがあり、すべて使いこなすのは難しいです。その時々の高還元率を把握するのがベストではありますが、少なくともクレジットカード払いだけでも継続して行いましょう。
・クレジットカード払いに対応していなければPaypayを使用
クレジットカード払いに対応していない店でもPaypayだけは対応しているパターンがあります。その場合擬似的にクレジットカード払いをしたように扱うことができます。
我が家はPaypayと楽天カードを紐付けして使っています。還元率を考えるとPaypayカードと紐づけするのが最適ですが、なるべく1つのカードに集約したいのでメインカードの楽天カードに紐づけています。
2−2 個人のお小遣いで立て替えた現金払い分を毎月精算する
上記の二つの方法でも支払いできない店の場合は、個人のお小遣いを使って立替払いをします。
その場合個人の現金が減ることになってしまいますので、毎月家計簿の見直し作業をする際に現金支払額を計算し、夫婦共通口座から個人口座への振替を行います。
住信SBIネット銀行ならば毎月5回までは振込手数料が無料になりますので余計な費用はかかりません。
終わりに
全3回にわたって家計管理について詳しく説明させていただきました。夫婦円満の秘訣は適切なお金の管理に深く関わっていると私は考えております。ぜひみなさんのご家庭でもこれらの記事を参考に二人で話し合いながら進めていただければ幸いです。
また次回以降も20代夫婦に役立つ記事を書いていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!